
自分でできるアライグマの駆除方法とは?手順をプロが徹底解説!
2026.01.30
天井裏から聞こえる大きな物音や、荒らされたゴミ置き場を見て「アライグマかもしれない…」と不安を感じていませんか。 被害が軽いうちに対処したいと思い、「アライグマは自分で駆除できるのか」「どんな駆除方法があるのか」と調べている方も多いでしょう。 アライグマは自分で対策できる場合もありますが、やり方を間違えると「法律違反」になるリスクがあります。 この記事では、自分でできるアライグマ対策や駆除方法、自分でアライグマ駆除を行うリスクなどを、分かりやすく解説します。これからの対応を考えるうえで、ぜひ参考にしてください。
CHECK
この記事を読むと以下のことがわかります。
- 自分でできるアライグマ対策
- 自治体の許可を得て自分で「駆除」する方法
- 自分でアライグマ駆除を行うリスク
【重要】アライグマの捕獲・駆除には「自治体の許可」が必要
アライグマは、法律で「特定外来生物」に指定されている動物です。そのため、自治体の許可を取らずに捕まえたり、傷つけたりすることは禁止されています。
もし、無許可で罠をしかけたり、捕獲や殺傷を行った場合、法律違反として「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科される可能性があります。
一方で、アライグマを家に近づけないための対策であれば、自分で行っても問題ありません。
忌避剤を使って追い払ったり、エサになるものを片付けたりするなど、アライグマが住み着きにくい環境を整えることは認められています。
ただし、罠を使った捕獲が必要だと判断した場合は、自宅の敷地内であっても事前に自治体へ相談し、正しい手続きを確認しましょう。
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アライグマを自分で駆除する方法
アライグマは警戒心が強く、環境が合わないと感じると自然と離れていくことがあります。捕獲をせずに対応したい場合は、まず「寄せつけない」「居心地を悪くする」対策から試すことが大切です。
アライグマの習性を利用して、家から安全に追い出す方法は次の4つです。
- 忌避剤(匂い)で追い払う
- 燻煙剤(煙)を使う
- 音・光で威嚇する
- エサとなるものを撤去する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
忌避剤(匂い)で追い払う
アライグマは嗅覚が鋭く、強い匂いを嫌う傾向があります。市販されている動物用の忌避剤を設置することで、家や敷地に近づきにくくさせることが可能です。
忌避剤は、屋根裏の入り口付近や換気口まわり、ゴミ置き場の周辺など、侵入しそうな場所を中心に使うと効果が出やすくなるので試してみてください。
また、液体やスプレー、固形タイプなど種類があるため、設置場所に合ったものを選ぶことが大切です。
ただし、忌避剤の効果は時間とともに弱まる上、雨や風の影響も受けやすい点には注意しましょう。定期的に使用し、ほかの対策と組み合わせると、より効果を高められます。
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燻煙剤(煙)を使う
屋根裏や床下などの閉鎖空間に入り込んだアライグマを追い出すには、燻煙剤を使う方法があります。アライグマには煙を嫌う習性があるため、燻煙剤によって屋外へ追い出すことができるでしょう。
製品を選ぶときは「屋根裏対応」と書かれたものを選び、説明書に従って正しく使いましょう。使用上の注意として、人やペットがいる場所での使用は避け、煙によって火災報知器が作動しないよう、換気などの対策が必要です。
屋根裏の形状によっては煙が隅々まで届かず、アライグマが隙間に逃げ込んで追い出せないこともあります。
燻煙剤だけに頼るのではなく、忌避剤や音・光の対策と組み合わせたり、追い出した後に侵入口を塞ぐなどして対策することが大切です。

音・光で威嚇する
夜行性のアライグマは、静かで暗い環境を好むため、突然の音や強い光を嫌がります。
この習性を利用し、特定の周波数で威嚇する「超音波機器」や、動きに反応する「センサーライト」を設置することで、アライグマにとって居心地の悪い環境に変えることが可能です。
特に超音波発生器は、人間には聞こえにくい高周波の音でアライグマを不快にさせ、その場所から遠ざける効果が期待できます。さらに、センサーライトを組み合わせれば、聴覚と視覚の両面から警戒心を煽ることができ、より強力な威嚇になります。
ただし、アライグマは非常に賢く、環境の変化に順応しやすい動物です。毎日同じ場所から同じ音が鳴り続けると、「実害はない」と学習してしまい、効果が薄れてしまいます。
設置場所をこまめに変えたり、ほかの対策と組み合わせたりして、慣れさせない工夫が大切です。
エサとなるものを撤去する
アライグマが家や庭に近づく最大の理由は「食べ物」です。生ゴミや出しっぱなしのペットフード、庭で育てている果物・野菜などは、アライグマにとってエサになります。
一度でも「ここに行けば食べ物がある」と学習すると、何度追い払っても同じ場所に戻ってくるため、まずはエサとなるものを徹底的に取り除くことが大切です。
具体的な対策としては、ゴミ箱はフタがしっかり閉まるものを使い、生ゴミは袋を二重にして匂いが漏れないようにしましょう。
また、ペットの食べ残しや家庭菜園で収穫した物も放置せず、すぐに片付けてください。
屋外でコンポスト(堆肥箱)を使う場合も、しっかり蓋を閉めるか、アライグマが近づけない場所に設置するなどの工夫をすると、再び戻ってくるリスクを減らせます。
アライグマを自分で駆除する場合の手順

アライグマは法律で特定外来生物に指定されており、勝手に捕まえたり、殺したりすると罰せられる可能性があります。
そのため、自分でアライグマの駆除を行うときは、自治体の許可を得ることが必須です。
ここでは、アライグマを自分で駆除する方法を順に解説します。
1、自治体へ申請
アライグマを駆除する前に、お住まいの自治体で捕獲の許可を取りましょう。アライグマは特定外来生物に指定されているため、許可なしで捕まえることはできません。
申請するときは、被害の状況や写真、罠を設置する場所の図面などの提出が求められることがあります。
自治体によって手続きの方法や必要書類は異なるため、まずは市区町村の担当窓口に相談して確認しましょう。
許可が下りるまでには、数日から1週間ほどかかることが多く、その間は罠の設置や捕獲行為はできません。
また、自治体によっては、捕獲した後の処理方法や報告の仕方についても指示があるため、事前に流れを把握しておくと安心です。
2、罠(箱わな)の設置
アライグマの捕獲方法にはいくつか種類がありますが、一般家庭で使える方法として自治体から案内されるのは、主に「箱わな」です。
箱わなは、アライグマが中に入ると扉が閉まる仕組みで、人や周囲への危険が少なく、安全に捕獲しやすい方法とされています。
罠を設置する場所は、アライグマがよく通る経路や侵入口のすぐ近く、フンが溜まっている場所の周辺などに置くのが基本です。
設置するときは、人やペットが近づきにくい安全な場所を選び、誤作動で閉まらないよう注意しましょう。
また、罠の中にはエサを入れてアライグマを誘導しますが、量が多すぎるとほかの動物を引き寄せてしまう原因になります。
必ず自治体の指示に従い、適切な種類と量を使うことが大切です。
3、捕獲後の処分
アライグマを箱わなで捕獲したあとは、適切に処分する必要があります。無許可で殺したり、別の場所に逃がしたり、生きたまま運搬することは法律違反になるため、必ず自治体の指示に従って対応しましょう。
多くの自治体では、専門業者が回収に来てくれる場合や、法律に基づいた適切な引き渡し方法を案内してくれます。自己判断で運搬すると法律違反になる恐れがあるため、捕獲する前に必ず連絡先や手順を確認しておくと安心です。
4、清掃・消毒
アライグマを捕獲したあとは、侵入した場所や接触した場所の清掃・消毒を行うことが大切です。フンや尿には雑菌や寄生虫が含まれており、放置すると悪臭だけでなく、家族の健康被害を引き起こす原因になります。
清掃をするときは、必ず使い捨ての手袋やマスクを着用し、フンや汚れを丁寧に取り除いてください。その後、消毒用の洗剤やアルコールなどでしっかり拭き掃除を行いましょう。
屋根裏や床下など掃除が難しい場所は、専門業者に依頼するのが安心です。
アライグマを二度と家に入れない対応策
アライグマを追い出したり捕獲したりしても、侵入できる状態のままでは再び戻ってくる可能性があります。そのため、被害を繰り返さないためには「どこから入ったのか」を確認し、侵入できない環境を作ることが重要です。
ここでは、アライグマを二度と家に入れないために、自分でできる基本的な対策を順に解説します。
侵入ルートを特定する
アライグマの侵入経路を見つけるには、まず建物の外側や屋根裏を注意深く観察することが大切です。アライグマは、10cm前後の隙間があれば、頭をねじ込んで簡単に入り込むことができます。
よくある侵入経路としては、屋根の隙間や換気口、壁の破損部分、配管まわりの隙間などが挙げられます。特に屋根裏につながる部分は狙われやすいため、外から家の周囲を一周し、破損や隙間がないかを確認しておくことが大切です。
外から侵入口が見つからない場合は、屋根裏や床下の様子も確認してみましょう。フンや足跡があったり、荒らされた断熱材がある場合は、その近くに侵入口がある可能性が高いです。
見つけにくい場合や高所の確認が必要な場合は、無理をせず専門業者に確認してもらうのもひとつの方法です。
頑丈な素材で入り口を塞ぐ
アライグマは手先が器用で力も強く、薄い木板やプラスチック、防鳥ネットなどは簡単に破られてしまいます。そのため、噛んだり引っかいたりしても壊れにくい素材で、侵入口をしっかり塞ぐことが重要です。
入り口を塞ぐときは、金網やパンチングメタル、金属製プレートなどの丈夫な素材を選びましょう。ビスやボルトで建物にしっかり固定し、力任せに引っ張られても動かない状態にすることが大切です。
ただし、アライグマが屋内に残ったまま塞いでしまうと、暴れたり別の場所を壊して脱出しようとする危険があります。必ず追い出したことを確認してから、入り口を塞ぐようにしてください。
確実に入り口を塞ぐことで再侵入を防ぎやすくなり、長期的な被害防止につながります。
屋根に登らせないための環境整備
アライグマは木登りが得意で、庭木の枝から屋根へ移動したり、雨樋(あまどい)を伝って登ったりして侵入します。そのため、屋根周りの環境を整えることも大切な対策です。
まず、屋根の近くに伸びている庭木の枝は、建物から離れるように剪定し、屋根へのルートを遮断しましょう。
さらに、雨樋や支柱、配管など、アライグマが登りやすい場所には、滑りやすい素材を巻き付けたり、防鳥スパイクを設置したりするのも効果的です。また、物置や脚立など足場になりそうなものは、家の周囲に置かないよう整理しましょう。
こうした環境整備により、アライグマが屋根に近づきにくくなり、入り口を塞いだ後の再侵入を防ぎやすくなります。
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自分でアライグマ駆除を行う3つのリスク

アライグマは、法律で特定外来生物に指定されている野生動物です。そのため、十分な知識や準備がないまま自分で駆除を行うと、思わぬトラブルや危険に巻き込まれることがあります。
自分でアライグマを駆除する場合、主に以下3つのリスクがあります。
- 知らないうちに法律違反になる
- 家族に感染症が広がる
- 襲われて大怪我につながる
それぞれ詳しく解説します。
知らないうちに法律違反になる
個人でアライグマを駆除しようとすると、知らないうちに法律違反になる可能性があります。
アライグマは「鳥獣保護法」や「特定外来生物法」によって守られており、許可なく罠を仕掛けたり、傷つけたりすることはできません。また、捕まえたアライグマを別の場所に逃がす「放獣(ほうじゅう)」も禁止されており、違反すれば罰金や懲役の対象となります。
そのため、個人で駆除を進める場合は、法的手続きや捕獲したあとの処分を完璧にこなす必要があり、知らないうちに法律違反してしまうリスクが高いのです。
駆除を検討する場合は、事前に自治体に相談するか、専門のアライグマ駆除業者に任せましょう。
家族に感染症が広がる
アライグマは、かわいらしい見た目に反して、危険な病原菌や寄生虫を持っています。
特に、体毛に潜むマダニやノミが室内に広がると、家族やペットにかゆみやアレルギーを引き起こすだけでなく、重い感染症(SFTSなど)を招く可能性があります。
また、フンや尿にはサルモネラ菌などの食中毒の原因菌が含まれており、不用意に触れると激しい腹痛や発熱を引き起こすこともあります。さらに、乾燥したフンを吸い込むことで、神経に影響を及ぼす寄生虫に感染するリスクもあります。
市販の消毒液だけでは除菌しきれないケースも多く、安全を守るには、専門業者による徹底した殺菌・消毒作業が最も安心です。
襲われて大怪我につながる
アライグマは見た目以上に凶暴で、力も強い動物です。追い詰められたときや子育て中のアライグマは、鋭い爪や牙で激しく抵抗するため、深い裂傷や出血などの大怪我を負うことがあります。
また、屋根裏や床下などの狭く暗い場所では、作業する人が逃げ場を失い、さらに危険が高まります。
パニックになったアライグマは予測できない動きをするため、素手や簡単な道具で追い出すのは非常に危険です。噛み傷や引っかき傷から感染症にかかるリスクも高まります。
駆除作業は無理に行わず、防護装備と経験を持つ専門業者に任せるのが最も安全です。
子どもや高齢者、ペットの近くで駆除作業を行うのは避け、家族全員の安全を最優先に考えましょう。
限界を感じたらプロに相談すべき理由
自力での対策に限界を感じたり、少しでも不安がある場合は、早めに専門業者へ相談するのが安心です。プロに相談する理由は、大きく分けて「高い技術力による徹底的な作業」と「再発にも対応できる保証」の二つです。
以下で、それぞれの理由について詳しく説明します。
技術力|プロならではの「徹底消毒」と「徹底封鎖」
アライグマの駆除や侵入経路の封鎖は、専門知識がないと不完全になりやすく、再び侵入されるリスクが残ります。
プロは、屋根裏や床下などの手が届きにくい場所も含めて作業します。フンや荒らされた断熱材をすべて取り除き、清掃と消毒を徹底することで、雑菌や寄生虫のリスクをしっかり減らせます。
また、封鎖作業では、アライグマの力に耐える丈夫な金属製の素材を使い、隙間なく固定します。
ただ追い出すだけでなく、家全体を安全で清潔な状態に戻せるのが、プロの大きな強みです。
保証面|再発にも対応する「アフター保証」
自力での対策で最も多い失敗は、「一度追い出したのに、数日後に戻ってきた」という再発です。アライグマは一度気に入った場所を何度も狙う習性があるため、個人で完全に封鎖するのは非常に難しいです。
多くの専門業者は、施工後に再侵入があった場合でも無償で対応する「アフター保証」を用意しています。プロが施工に責任を持つ制度で、一度の費用で長期間の保護を受けられる点が大きなメリットです。
保証があることで、家族は再発の不安から解放され、日常生活を安心して送れるようになります。

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アライグマは気性が荒く、狂犬病などの感染症リスクや、糞尿による屋根や天井の損傷など、家屋への被害が深刻になることがあります。そのため、早めの駆除対策が欠かせません。
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まとめ
アライグマの被害を防ぐには、法律を守りつつ、再侵入を防ぐ環境を整えることが重要です。忌避剤などで追い出す方法は自分でも試せますが、捕獲には自治体の許可が必要です。また、アライグマを駆除するときは、感染症や大怪我のリスクにも注意が必要です。
専門業者であれば、一般家庭では難しい「徹底した除菌」と「確実な隙間封鎖」を行い、長期的な保証で再発の不安を解消してくれます。
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