
ハチを寄せ付けない6つの対策|ハチが来る原因や対策する際の注意点
2026.05.25
ハチによる被害を避けるには、そもそもハチを寄せ付けないための対策が必要です。 家の周辺でハチを見かける、あるいは軒先やベランダなどで蜂の巣を発見した場合、自力で駆除しようとすると刺される可能性があります。 自力での駆除にリスクが伴う以上、ハチによる被害を受けないためには、ハチを寄せ付けないための環境づくりが効果的といえます。 今回は、ハチが家に来る原因や寄せ付けないための対策方法、対策を行う際の注意点などについて解説します。 安心して過ごすためにも、正しい知識とやり方でハチ対策を行うことが大切です。
CHECK
この記事を読むと以下のことがわかります。
- ハチが家に寄ってくる理由
- ハチを寄せ付けないための対策方法と注意点
- ハチが家に巣を作ってしまったらどうする?
ハチが家に来る原因

ハチを寄せ付けないためには、まずはハチが来る原因を知ることが大切です。
ハチが家に来る主な原因を解説しますので、当てはまるものがないか確認してみましょう。
原因1:家の近くに蜂の巣がある
敷地内に蜂の巣がなくても、近隣に巣がある場合、家の近くでハチを見かける頻度が高くなる可能性があります。
特に、複数のハチが同じ方向へ飛んでいく姿を何度も見かける場合は注意が必要です。
複数のハチが同じ方向を目指して飛んでいく場合は、飛び立った直後か巣へ戻っている途中の可能性が高く、近い場所に蜂の巣があると考えられます。
また、ハチは今の巣を捨てて条件の良い場所へ引っ越しをするケースもあるため、近くで蜂の巣を見つけた場合は、建物や土地の所有者に早めの駆除をお願いしましょう。
なお、ハチの種類によって巣を作りやすい場所にも特徴があります。
アシナガバチは、軒下・ベランダ・室外機周辺など、雨風や直射日光の影響を受けにくい場所に巣を作るケースが多いです。
一方で、スズメバチは、屋根裏・床下・木のうろ・茂みの中など、隠れやすい閉鎖的な場所を好む傾向があります。
そのため、普段あまり気にしない場所でも、定期的にチェックしておくことが大切です。
原因2:ベランダにジュースを放置している
ベランダへのジュースの放置も、ハチを引き寄せる原因の一つです。
ジュースに含まれる果糖やブドウ糖は、ハチにとっての重要なエネルギー源になります。
たとえば、スズメバチの場合、エサ集めの最中は、樹液やアブラムシの分泌物から飛行に使う糖分を摂取します。
種類によって食性は異なるものの、ジュースはハチが巣の外で活動する際のエネルギー源になるため注意が必要です。
原因3:香水や化粧品で甘い匂いをさせている
香水や化粧品の甘い匂いがハチを引き寄せることもあります。
ハチの触覚には人間でいうところの鼻にあたる機能が備わっており、周囲の匂いに敏感に反応します。
香水や化粧品によく使われるフローラル系の香りは、餌場や花がそこにあるとハチを誤解させ、誘引してしまう可能性があるため要注意です。
特に、香りの強い洗剤や柔軟剤を使用した衣類はハチを引き寄せやすいため、屋外に干す際は注意しましょう。
原因4:敷地内で甘い香りのする花を育てている
自宅の敷地内で甘い匂いの花を育てることも、ハチを引き寄せる原因になります。
特に、以下のような花はハチに好まれやすいため、庭先やベランダなどにある場合は注意が必要です。
| ハチの種類 | 好む花の種類 |
| スズメバチ | ヤブガラシ・モッコウバラ・ヤツデ・マホニアコンフューサなど |
| アシナガバチ | ヤブガラシ・バラ・ヤツデ・キヅタなど |
| ミツバチ | レンゲ・クローバー・菜の花・ヒマワリ・ローズマリーなど |
花の陰にハチが潜んでいることに気づかず、お手入れ中に刺されてしまう可能性があります。
香りの強い花は、あまり人が通らない場所に移動させたり、室内で育てたりするとよいでしょう。
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ハチを寄せ付けないための6つの対策

ハチを寄せ付けないための対策には、主に以下の6つがあります。
- 忌避スプレーを巣作りポイントに散布する
- ダミーの蜂の巣を目立つ場所に設置する
- ハッカ油・木酢液を活用する
- 蜂よけ植物をベランダに置く
- 防虫ネットで物理的に侵入を防ぐ
- ハチトラップを春(4〜6月)に設置する
正しい知識を身につけて、効果的なハチ対策をしましょう。
対策1:忌避スプレーを巣作りポイントに散布する
手軽にできるハチ対策の一つに、巣が作られそうな場所への忌避スプレーの散布があります。
忌避スプレーをハチが巣を作りやすい場所にあらかじめ散布すると、ハチが近寄りにくくなります。
特に、ハチにはピレスロイド系の成分を含む忌避スプレーが有効です。
ピレスロイド系の成分はハチの接近を防ぐ忌避効果の他、直接吹きかければ殺虫効果も期待できます。
注意点としては、忌避スプレーは効果持続期間が短く、雨が降ると成分が流れてしまうため、こまめな再散布が必要です。
対策2:ダミーの蜂の巣を目立つ場所に設置する
軒先などの目立つ場所に、ダミーの蜂の巣を設置する方法もあります。
女王バチは巣を作る場所を探す際に、縄張り争いを避けるため、既に蜂の巣が作られている場所を避ける習性があるとされています。
この習性を利用して、巣作りをさせないために、4〜5月頃にダミーの巣を設置するのです。
ただし、ダミーの巣は「効果がある」との声はあるものの、科学的・行動学的に証明された方法ではありません。
そのため、忌避スプレーや、この後に紹介する対策方法と併用するのがおすすめです。
対策3:ハッカ油・木酢液を活用する
スズメバチやアシナガバチのような狩りをするハチに対しては、ハッカ油や木酢液を使ったスプレーでの対策が可能です。
一部のハチは、ハッカ油のメントール成分を刺激臭と認識するため、近寄りにくくなります。
また、木酢液の木が焦げたような匂いには、ハチに「木が燃えている」と誤認させて遠ざける効果があります。
ただし、ミツバチのように花の蜜を集めるハチには逆効果となる場合もあるので、ハチの種類を確認してから使用することが大切です。
【ハッカ油スプレーの作り方】
- スプレーボトルにハッカ油15滴と無水エタノール10mlを入れ、振って混ぜ合わせる
- スプレーボトルに水を100ml追加し、振って混ぜ合わせて完成
※ハッカ油を濃くし過ぎると、強い刺激臭でハチが興奮する場合もあるので注意
【木酢液スプレーの作り方】
- スプレーボトルに木酢液と水を1:1の割合で入れる
- スプレーボトルを振って、木酢液と水を混ぜ合わせて完成
なお、ハッカ油や木酢液の効果は一時的で、雨が降ると成分が流れてしまうこともあるので、定期的に散布し直しましょう。
対策4:ハチよけ植物をベランダに置く
以下のハチを寄せ付けにくいとされる植物を、ベランダで育てるのも効果的な方法の一つです。
- ミント:メントール成分を含む植物。日本の在来種であるハッカはメントール成分の含有量が多い。
- ユーカリ:香りに含まれるシトロネラールには、ハチを遠ざける効果があるとされている。
ただし、こうした忌避効果が期待できるのは、主にスズメバチやアシナガバチです。
ミツバチの場合、反対に植物へ引き寄せられてしまうこともあるため注意しましょう。
また、ハチよけ植物によって別の虫が集まりやすくなることもあるため、害虫対策もあわせて行うことが大切です。
対策5:防虫ネットで物理的に侵入を防ぐ
ベランダのような狭い空間であれば、防虫ネットを張って物理的に侵入を防ぐ手段もあります。
【防虫ネットの使い方】
- ベランダの屋根側を清掃して固定用のフックを取り付ける
- フックにネットを通して弛みができないように固定する
防虫ネットが弛んでいるとハチが侵入しやすくなるため、天井に十分な数のフックを設置して、ピンと張るように設置しましょう。
固定力を重視するならネジ止め式のフックがおすすめですが、賃貸住宅では跡が残りにくい貼り付け式のフックを使用すると安心です。
対策6:ハチトラップを春(4〜6月)に設置する
蜂の巣が作られるのを防ぎたい場合は、4〜6月ごろまでにベランダや庭木にハチトラップを設置しておくのも効果的です。
女王バチを捕まえられれば、働きバチが生まれるのを阻止しやすくなります。
【ハチトラップの作り方】
- 2Lペットボトルの上部にH字に切り込みを入れる
- H字の上部を外側に、下部を内側に折り曲げる
- 飲み口の部分に紐をつける
- ペットボトルにオレンジジュースと焼酎を1:1で割ったものを入れ、しっかりとフタをしめる
- ベランダや庭木などに設置する
しばらく放置すると中の液体が発酵し、ハチをおびき寄せる誘引液になります。
ハチを捕獲した後は、ハチトラップをそのまま水に沈めてハチを窒息させ、ビニール袋で密閉して処分してください。
ただし、このトラップは7〜8月は設置してはいけません。巣が大きくなり働きバチが多数飛来している時期で、多くの働きバチをおびき寄せることになり危険です。
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ハチ対策をする際の注意点
自力でハチ対策を行う際は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
誤った方法で対処すると、ハチに刺される危険もあるため、作業前に確認しておきましょう。
防虫アイテムの中にはハチに効果がないものもある
忌避スプレーをはじめとした防虫アイテムを購入する際は、対象にハチが含まれているものを選びましょう。
防虫アイテムは対象となる害虫が決まっており、対象外の害虫にはあまり効果が期待できません。
安全面を考えても、ハチ専用の防虫アイテムを使用するのがおすすめです。
たとえば、ハチ用の忌避スプレーには、距離を取りながら噴射できるよう、強力な噴射性能を備えた商品もあります。
ハチよけスプレーが人にかからないようにする
ハチよけの忌避スプレーを使用する際は、人にかからないよう、以下の点に注意することが大切です。
- 噴射方向に人が立っていないか
- 風に流された薬剤が人にかからないか
- 周囲の人がゴーグルやマスクを装着しているか
体質によっては肌のかぶれや体調不良を引き起こす場合もあるため、ハチよけの忌避スプレーを使用する際は十分に注意しなければなりません。
市販のハチよけの忌避スプレーだけでなく、自作したハッカ油や木酢液のスプレーも同様に、人にかからないようにしましょう。
ハチに刺されにくい服装で作業する
ハチ対策をするときは、以下のような服装は避けましょう。
- ハチから攻撃されやすい黒や紺、赤など濃い色の服
- ハチを刺激するヒラヒラと揺れる服
- ハチの針を防げない薄手の服、メッシュ生地の服
可能であれば防護服の着用がおすすめです。難しい場合は厚手の作業着や長袖・長ズボンにレインコートを重ね着してガードしてください。
首回りにタオルを巻いたり、裾を紐で縛ったりして、ハチが侵入する隙間ができないようにするのもポイントです。
ハチに遭遇しても急に動いたり大声を出したりしない
作業中にハチに遭遇したときは、刺激を与えないよう落ち着いて行動することが大切です。
特に、以下のような行動はハチを刺激する可能性があるため避けましょう。
- 急に大きな動きをする
- 悲鳴を上げる、大声を出す
- 走って逃げる
- 手で追い払おうとする
ハチに遭遇してしまったら、静かにゆっくりとその場から離れてください。
また、移動中にハチが体に止まった場合も、手では払わず、体を傾けるなどして自然に離れるのを待ちましょう。
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ハチを寄せ付けないためには春先に対策すべき
自力でハチ対策を行うなら、女王バチが活動を始める前の春先のうちに済ませておくのがおすすめです。
女王バチは気温が上がってくると冬眠から目覚めて巣作りに適した場所を探し始めます。
巣が遠ければ遠いほどハチが家に寄り付く可能性を減らせるため、先手を打って対策することが大切です。
また、夏場はハチの活動が活発になり危険性が高まるため、自力での対策には注意が必要です。
少しでも不安がある場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
蜂の巣を作られたら専門業者に依頼するのがおすすめ
ハチを寄せ付けない対策をしても蜂の巣ができてしまったら、専門業者への依頼を検討しましょう。
蜂の巣が完成すると女王バチは産卵に専念するため、働きバチの数が増えて駆除の難易度が上がります。
ここで紹介するように、自力での駆除には危険も伴うため、プロに依頼するのが安心です。
ハチに刺されるリスクが高い
蜂の巣に近づくと、外敵から巣を守ろうとして攻撃的になったハチから刺されやすくなります。
また、専門知識がないと、ハチを手で払ったり叩き落としたりして、無意識にハチを刺激してしまうかもしれません。
ハチに刺されると、体質によってはアナフィラキシーショックを引き起こす危険性があります。
身の安全を守るためにも、十分な防護装備と専門知識を備えた専門業者への依頼がおすすめです。
閉鎖的な場所や高い場所だと避難が難しい
ハチが巣を作る狭い場所や高所では、ハチの攻撃から身を守ることが難しくなります。
たとえば、屋根裏のような閉鎖的な空間では、攻撃されたときの逃げ場が限られるため、複数のハチに刺される危険性もあります。
また、高い場所では、逃げようと動いた拍子に転落するリスクもあるため注意が必要です。
閉所や高所にある蜂の巣の駆除作業は難易度が高いため、正しい知識を身に着けた専門業者へ依頼しましょう。
適切に駆除しないと再発するおそれがある
駆除方法が適切でないと、再び同じ場所に蜂の巣を作られてしまう可能性があります。
「蜂の巣ができた場所=ハチにとって快適な環境」であるため、適切な対処をしなければ何度も同じ場所に巣作りされてしまいます。
また、駆除作業時に外出していたハチが、時間が経ってから巣のあった場所へ戻ってくるケースもあります。
専門業者であれば、巣の駆除だけでなく再発防止まで対応してくれるため、何度もハチの被害に悩まされるリスクを抑えられます。
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ハチの対策なら「駆除セイバー」におまかせ
ハチ対策を専門業者に依頼する際は、以下のポイントを確認しながら業者を選びましょう。
- 豊富な経験・実績はあるか
- 現地調査や見積もりは無料か
- すぐに対応してくれるか
- 料金の内訳を明確に説明してくれるか
これらのポイントを比較しながら選ぶことで、信頼できる駆除業者を見つけやすくなります。
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家の周りにハチが現れると、刺される可能性が高くなります。
ハチを寄せ付けないためには、女王バチが活動を始める春先のうちに対策を行うことが大切です。
ただし、自力でのハチ対策は危険が伴ううえ、思うような効果が得られなかったり、被害が再発したりするケースがあります。
安全かつ確実に対処したい場合は、専門業者に任せるのがおすすめです。
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