
戻りバチとは?特徴・発生理由から正しい対処法までわかりやすく解説
2026.05.25
「蜂の巣を撤去したのに、まだハチが飛んでる」 このような状況に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 巣の撤去後も現場周辺を飛行しているハチは、戻る場所がないため、一時的に警戒心が強くなっています。状況によっては人を刺す危険性もあるため、注意が必要です。 この記事では、巣の撤去後に飛び回るハチの特徴や危険性、対処法などをプロの目線から解説します。再発しないか不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
CHECK
この記事を読むと以下のことがわかります。
- 生き残ったハチが巣の周辺に帰ってくるわけ
- 生き残ったハチの正しい対処法
- 蜂の巣撤去後に注意するべきこと
戻りバチとは駆除した巣の場所に戻ってくるハチ
蜂の巣を撤去したあと、巣があった場所の周辺を飛び回ったり、再び戻ってきたりするハチは「戻りバチ」と呼ばれます。
ハチには、自分たちの巣へ正確に戻る本能が備わっており、エサ探しのために離れた場所へ飛んでいても、元の巣の位置を記憶しています。
そのため、蜂の巣を撤去したタイミングで外出していた働きバチが巣のあった場所へ戻ってくるのです。
この現象は、ハチの種類を問わず見られ、巣を撤去しただけで完全に防げるとは限りません。
巣の痕跡やニオイが残っていると、ハチが周囲に留まり続けたり、再び同じ場所に巣作りを始めたりする可能性もあります。
そのため、蜂の巣駆除では巣の撤去だけでなく、撤去後の清掃・薬剤処理・再発防止対策まで含めて適切に行うことが重要です。
戻りバチはなぜ危険?高い攻撃性や寿命について解説

蜂の巣を撤去した後は、巣があった頃に比べて飛んでいるハチの数が減るため、戻りバチは「時間が経てば自然にいなくなるのでは」と考える方も少なくありません。
しかし、戻りバチを放置するのは危険であり、再発を防ぐには、単に巣を撤去するだけでは不十分です。
巣の撤去後もハチが周囲を飛び回ることがあるため、殺虫処理や誘引物の除去、侵入口の封鎖など、再発まで含めた対策を行う必要があります。
ここからは、戻りバチを放置すると危険な理由について、ハチの習性を踏まえながら詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
特徴1:攻撃性が高い傾向がある
戻りバチは、通常時のハチよりも警戒心や攻撃性が高まっている傾向があります。これは、本来戻るはずだった巣が突然なくなったことで、ハチが周囲を警戒しながら飛行しているためです。
また、巣を探して周囲を飛び回るうちに、窓や換気口などから室内へ侵入してしまうケースも少なくありません。室内でハチが興奮状態になると、刺傷事故につながる危険性が高まります。
戻りバチはどの種類でも現れる可能性がありますが、ここでは日本で被害が多い代表的な3種類のハチを紹介します。
| ハチの種類 | 特徴 |
| ミツバチ | 蜜源となる花の豊富な場所を好み、一度巣を作った場所を「安全」と認識するため戻りバチが発生しやすい。 |
| アシナガバチ | 比較的穏やかな性格だが、強い縄張り意識があるため再び同じ場所に巣を作りやすい。 |
| スズメバチ | 攻撃性が高く、非常に強い帰巣本能を持つ。巣の再建スピードが速い。 |
ハチを見かけた際は、自分で追い払おうとしたり、近づいて様子を確認したりするのは避けてください。安全を確保するためにも、現場を適切に判断できる専門の駆除業者へ相談することをおすすめします。
特徴2:長ければ2週間程度の寿命がある
戻りバチには帰る巣がないため、十分に休息できる場所を失っており、時間の経過とともに弱っていくとされています。
周囲を飛び回る期間は、ハチの種類や季節によって異なりますが、働きバチであれば数日〜2週間程度で寿命を迎えるケースが一般的です。
そのため、時間の経過とともに自然に減少する場合もありますが、必ずしも安全とは限りません。
特に注意が必要なのが、戻りバチの中に女王バチが含まれているケースです。女王バチは働きバチよりも寿命が長く、生存力も高いため、新たな営巣場所を探して再び巣作りを始める可能性があります。
特に、以下の時期は発生しやすいです。
| 時期 | 特徴 |
| 4〜5月 | 冬を越えた女王バチが新しい巣を形成するために活発になる時期 |
| 9~10月 | ハチの個体数が最大に達する時期 |
また、気温が高い夏場はハチの活動が活発になりやすく、種類によっては生存期間も長くなる傾向があります。
蜂の巣駆除後は「巣を撤去したから終わり」ではなく、一定期間は戻りバチの動きを確認しながら、再営巣対策まで行うことが重要です。
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戻りバチが現れる3つの理由
なぜ蜂の巣を撤去した後に再びハチが現れてしまうのか、その理由は以下のとおりです。
- 駆除した時に巣の外にいた
- 蜂の巣を駆除する際に逃げた
- 引っ越し中の蜂の巣を駆除した
ハチの特性を理解したほうが駆除しやすくなるので、参考にしてみてください。
理由1:駆除した時に巣の外にいた
ハチは、朝から夕方にかけて巣の材料集めやエサの捕獲のために巣の外へ飛び立ち、日中に活動するのが基本です。
昼間に蜂の巣を撤去した場合、外にいた働きバチが巣へ戻れず、「戻りバチ」として周囲を飛び回る状況が発生しやすくなります。
こうしたリスクを抑えるため、蜂の巣駆除は、できるだけ多くのハチが巣へ戻っている夕方から夜間にかけて実施するのが基本です。
夜間はハチの活動が落ち着きやすく、巣内に個体が集まっているため、戻りバチの発生を抑えながら効率的に駆除を行いやすくなります。
また、ハチは人間ほど赤色を認識できず、赤い光は暗く見えやすいとされています。
そのため、作業時は懐中電灯に赤いセロファンを巻いて使用するのがおすすめです。
理由2:蜂の巣を駆除する際に逃げた
蜂の巣の撤去に時間がかかると、その間にハチが逃げてしまい、戻りバチが発生しやすくなります。
撤去作業では、ハチ駆除スプレーを巣に向けて噴霧しますが、この時に警戒心の強いハチは飛び回ります。
飛び回るハチを逃がさないよう、スプレーの「噴射距離」は3m以上の射程があるものを選びましょう。
また、噴射範囲が広いタイプを選ぶことで、ハチとの距離を一定に保ちながら撤去作業を進められ、戻りバチを減らすことができます。
理由3:引っ越し中の蜂の巣を駆除した
ハチの中には、巣が小さくなると引っ越しをして新しい巣をつくる個体も存在します。
たとえば、以下のような個体です。
- キイロスズメバチ
- チャイロスズメバチ
- モンスズメバチ
これらのハチは夏頃になると、より広い空間に巣を作り直す習性があります。
そのため、引っ越し途中の蜂の巣を駆除すると、古い巣で待機していた個体が行き場を失い、戻りバチが現れやすいです。
戻りバチを防ぐ3つの方法
戻りバチは通常のハチよりも攻撃性が高いため、再び寄り付かないように対策をしておくのが理想です。
ここでは、戻りバチを防ぐ主な方法を、3つに分けて紹介します。
なお、ここで紹介する対策はどれも手軽に行えますが、安全面を考えると、ハチのことはハチ駆除の専門業者に依頼するのが安心です。
方法1:巣があった場所に忌避剤を噴射する
蜂の巣があった場所に忌避剤を噴射しておくのは、戻りバチを防ぐための有効な手段の一つです。
忌避剤とは、害虫が嫌がるニオイや成分で対象を遠ざけるための薬剤で、インターネットやホームセンターで簡単に手に入れることができます。
ちなみに、忌避剤と殺虫スプレーは似ているようで、用途や持続性に違いがあります。
| 忌避剤 | 殺虫スプレー | |
| 用途 | ハチを近づけないためのもの | ハチを駆除するためのもの |
| リスク | 安全性が高い | 誤って人が大量に吸入したり目に入ったりすると、人体に悪影響を与える可能性がある |
| 持続時間 | 数か月(種類による) | 8時間前後(種類による) |
そのため、戻りバチ対策や再営巣予防を重視する場合は、単なる駆除だけでなく、忌避剤によるアフター処理まで行うことが重要といえるでしょう。
方法2:巣が作られそうな場所に木酢液やハッカ油を吹きかける
木酢液やハッカ油なども、忌避剤と同様の効果が期待できます。
木酢液やハッカ油の特徴は以下のとおりです。
| 名称 | 特徴 |
| 木酢液 | 木を燃やした際に発生する煙を集めて液体 |
| ハッカ油 | 「ハッカソウ」を乾燥させ抽出した植物油 |
どちらもホームセンターやドラッグストアで手軽に購入できます。
なお、蜂の巣の残骸やフェロモンが残っていると戻りバチが発生しやすいため、木酢液やハッカ油を吹きかける前に、巣があった場所を洗浄しておくのがポイントです。
方法3:ハチを捕獲するトラップを仕掛ける
ハチを捕まえるためのトラップを仕掛ける方法も、戻りバチへの対策として一定の効果が期待できます。
ハチ捕獲用のトラップは、インターネットやホームセンターで購入できますが、以下のような方法で自作することも可能です。
- 1.5〜2Lのペットボトルを用意する
- 酒300ml・酢100ml・砂糖100gを混ぜてペットボトルに入れる
- ペットボトルのキャップから2〜3cm下に、2cm四方の「H」の字を2〜4か所書く
- 「H」の文字に沿ってカッターを入れる
- 「H」の上部の切り込みは外側に・下部の切り込みは内側に折り曲げる
特殊な構造の窓により、ハチが簡単に外に逃げ出しにくくなります。
なお、切り込みが大きすぎるとハチが逃げ出す原因になるので、長さを計りながら切り込みを入れましょう。
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対策をしても戻りバチがいなくならない場合の注意点
忌避剤・木酢液/ハッカ油・トラップを活用しても、戻りバチの発生を完全になくせるとは限りません。
ここでは、対策を講じてもハチが戻ってきてしまった際の注意点をお伝えします。
女王バチが巣を作ろうとしているおそれがある
戻りバチの中に女王バチがいると、女王バチは失われた巣を再び作り始めます。
特にハチの活動が活発になる4~5月にかけては注意が必要です。女王バチは短期間で多数のオスと交尾し、夏に向け大量の卵を産卵。繁殖のきっかけになってしまいます。
また、雨どいなどの狭い空間に営巣されてしまうと、再び撤去するのに手間がかかってしまうので、戻りバチを見つけたら早めに対策しましょう。
近くに別の蜂の巣があるおそれがある
戻りバチが長期間にわたって発生している場合、近くに別の蜂の巣が存在している可能性も考えられます。
ハチの種類によっては、活動時期や巣の成長にあわせて営巣場所を移す習性があります。たとえばスズメバチは、春先の小さな巣から、夏頃にかけてより広い場所へ巣を移して群れを拡大しやすいです。
このような状況で片方の巣だけを撤去すると、もう一方の巣に関係していたハチが行き場を失い、周囲を飛び回ることがあります。
また、別の巣が残ったままになっていると、繁殖や営巣のサイクルが継続し、同じ場所で再びハチ被害が発生するおそれもあります。
複数の巣を一般の方が正確に見つけ出すのは容易ではありません。屋根裏や壁内部など、見えにくい場所に営巣しているケースも多く、無理に探そうとすると刺傷事故につながる危険性があります。
忌避処理や巣の撤去を行ってもハチが減らない場合は、別の巣が存在している可能性も踏まえ、専門のハチ駆除業者へ調査・対応を依頼してみましょう。
物陰で蜂の巣が大型化しているおそれがある
戻りバチを見かけた時にはすでに、確認が難しい物陰に作られた蜂の巣が大型化している可能性があります。
働きバチが増える夏頃は巣の成長スピードも早く、スズメバチであれば短期間で大きい巣を作ります。
基本的に、大きさが15cm以上の巣は自力で駆除するべきではありません。
巣が大きくなるほどハチの量が増え、駆除作業時に襲われる危険性が高くなるためです。
直径15cm以上の蜂の巣ができてしまったときは、プロのハチ駆除業者にご相談ください。
戻りバチの対策まで安心して任せられるハチ駆除業者の特徴
蜂の巣駆除だけでなく、戻りバチの対策まで安心して任せることができるハチ駆除業者を探すためには、いくつか見極めるためのポイントがあります。
この章では、安心して依頼できる業者の特徴や見るべきポイントについて解説します。
特徴1:アフターフォローが手厚い
手厚いアフターフォロー体制がある業者であれば、ハチの駆除作業が完了した後に発生する問題にもしっかり対応してくれるのが特徴です。
再発防止策にも力を入れており、戻りバチの対策はもちろん、今後同じ場所に蜂の巣を作らせない・ハチが寄りつかない対策をしてくれます。
また、作業完了後に保証期間が設けられている業者を選べば、万が一何らかの問題が後から発生しても、十分な対応をしてもらえるでしょう。
保証をチェックする時には、保証対象になる条件と保証の有効期間を確認してください。
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特徴2:即日での対応が可能
蜂の巣を放置すると、日に日に巣が大きくなり、ハチが増えてしまう可能性があります。
特にスズメバチなどの凶暴なハチは、放っておくと家の中に侵入してきたり攻撃してきたりするおそれがあります。
ハチの習性を十分理解している業者ほど、いち早く駆除作業を行うものです。
業者選びに迷った時は、即日対応可能な業者を選びましょう。
なお、お住いの地域やお店の混雑状況によっては時間がかかるケースもあるので、お問い合わせの段階で最短対応日時を確認しておくのがおすすめです。
特徴3:現地調査や見積もりが無料
ハチ駆除にかかる費用は、被害の状況によって変わります。
そのため、電話での説明やメールだけで被害状況を確実に把握することは難しいのが実情です。
信頼できるハチ駆除業者は、無料で現地に駆け付け、蜂の巣の場所や戻りバチの行動をプロの目で確認し、効果的なアプローチやかかるコストを明確に提示します。
なお、「調査・見積もり無料」と提示している業者でも、施工内容や対応エリアによって費用が変わるケースもあります。
費用については依頼前にクリアにしておきましょう。
戻りバチ対策なら再発させない「駆除セイバー」がおすすめ
撤去された蜂の巣があった場所に、後から集まってくるハチは、自分たちの巣が処分されたことで怒り攻撃的になっているケースが多いです。
そのまま放置しておくと、自分だけでなく家族や近隣住民に被害が及ぶ可能性も。ハチに関する問題なら、経験豊富なプロのハチ駆除業者【駆除セイバー】にお任せください。
駆除セイバーは、駆除歴10年以上のメンバーが、豊富な経験と知識を駆使して、状況に合わせた臨機応変な対応をさせていただきます。
ハチの問題を解決して安心の暮らしを取り戻したいと考えている方は、まず駆除セイバーにご相談ください。




