
バルサンでハチ駆除はできる?効果がある条件・手順・注意点を解説
2026.05.25
「バルサンはハチ駆除に効果があるの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。 家の周りでハチを発見したら、早急に市販のグッズで何とかしたいと思う方がほとんどかと思います。 結論からいうと、燻煙剤のバルサンの殺虫成分はハチ駆除に対しても有効です。 この記事では、バルサンがハチ駆除に有効な条件、バルサンでハチ駆除をする際の手順や注意点などをハチ駆除業者の目線で解説します。
CHECK
この記事を読むと以下のことがわかります。
- バルサンで駆除できるハチの種類
- バルサンでハチ駆除をする際の手順や注意点
- バルサンで手に負えないときの対処法
バルサンでハチ駆除はできる?
バルサンでハチを駆除することは可能です。
ただし、状況次第では効果が発揮されないケースもあるため、バルサンでハチ駆除ができる条件や正しい使用方法を知っておく必要があります。
ハチは雨風をしのげる暖かい場所を好む傾向にあり、人間の住居周辺に巣を作ることも珍しくありません。
自宅周辺のハチの駆除をせずに放置してしまうと、ケガや建物の損壊といったリスクが上がり、思わぬ出費につながる可能性もあります。
トラブルに発展する前に、速やかにハチを駆除しましょう。
バルサンでハチ駆除する仕組み
バルサンはハチ駆除専用の殺虫剤ではないものの、ハチにも十分効果があるピレスロイド系をはじめとした殺虫成分が含まれています。
ハチは殺虫成分への耐性が低い個体が多く、バルサンが効きやすいです。
なお、バルサンには霧・水・煙の3タイプがありますが、ハチ駆除におすすめなのは効果が強力な煙タイプです。
煙はハチへの鎮静効果があり、ハチの動きが鈍くなります。駆除中に刺されるリスクも下がるので、比較的安全にハチを駆除できます。
バルサンでハチ駆除できるのは密閉できる場合だけ
バルサンは密閉できる空間での使用を前提として販売されている殺虫剤です。
屋根裏や通気口の中、倉庫などの空気の逃げ場がない空間であればハチ駆除に一定の効果が見られますが、庭木や軒下といった開放的な場所ではバルサンを焚いても効果はありません。
バルサンでハチ駆除をする際は、蜂の巣が密閉できる場所にあるかどうかを確認してから行いましょう。
自力での駆除が難しそうな場所に巣がある場合や、蜂の巣が大きい場合は、無理をせずにプロのハチ駆除業者に任せるのがおすすめです。
バルサンで駆除する際はハチの種類に注目
バルサンでのハチ駆除は、ハチの種類によって駆除のしやすさに差が出ます。
十分な準備をせずに危険な種類のハチにバルサンを使用すると、駆除に失敗して危険が及ぶ恐れもあるため、注意しましょう。
駆除しやすいハチの順は以下のとおりです。
- ミツバチ
- アシナガバチ
- スズメバチ
ハチの種類別にバルサンの効果について詳しく紹介します。
ミツバチ:駆除しやすい
毛で覆われた胴とシマ模様のおしりが特徴のミツバチは、体長1.2cmほどとハチの中でも小ぶりな体格です。
ミツバチの巣は壁に囲まれた空間や屋根裏のような暗くて閉鎖的な場所にあることが多く、バルサンでの駆除も有効です。
おだやかな性格で人への攻撃性も低いため、自力で駆除しやすい傾向にあります。
とはいえ、巣には何千~何万匹ものミツバチが生息している可能性もあるので、業者に頼るのも一つの手段です。
アシナガバチ:駆除しにくい
アシナガバチは体長2.5cmほどで、長い足をだらんと下げてフラフラと飛ぶのが特徴のハチです。
庭木の裏や軒下などの明るく開放的な場所に巣を作るため、バルサンでの駆除には向いていません。
針には毒性があり、万が一刺されてしまった場合はアナフィラキシーショックが起こる可能性もあります。
アシナガバチを駆除する際は、アシナガバチに対応したハチ駆除グッズを使用するか、業者に一任しましょう。
スズメバチ:自力駆除は危険
スズメバチの体長は最大で女王バチは約4.5cm、働きバチでも約4cmと、ほかのハチと比べて明らかに大きな体格をしています。
一括りにスズメバチといっても、日本に生息するスズメバチは多種多様で、種類によって巣が作られる場所・形状・大きさも異なります。
いずれにも共通するのは、とにかく毒性と攻撃性が強く、凶暴であるということです。
バルサンが効くかどうかという観点よりも、スズメバチの巣に近づいて自力で駆除するのは非常に危険なため、必ず業者に依頼してください。
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バルサンでハチ駆除する8つの手順
バルサンでハチ駆除をする場合、以下の手順に沿って進めていきましょう。
- 巣の種類・場所・大きさを確認
- 駆除に必要な道具を用意
- 防護服を着る
- 巣の周りを密閉空間にする
- 巣の近くでバルサンを焚く
- 説明書に記載の時間を目安に待機
- 巣を回収する
- 巣があった場所を清掃する
ただし、自力での作業にはどうしても限界があり、一時的な効果しか得られない可能性もあります。
根本的な解決を目指す場合は、再発防止策を含めて対応を行う業者にお任せください。
手順1:巣の種類・場所・大きさを確認する
まずは、駆除したい蜂の巣の種類や場所、大きさなどを確認しましょう。
確認はハチの活動が落ち着く日没1〜2時間後の時間に行うのがおすすめです。
| 種類 | 特徴 | 場所 | 大きさ |
| ミツバチ | 板状に垂れ下がっている | 閉鎖空間 | 最大1mくらい |
| アシナガバチ | シャワーヘッド型 | 開放空間 | 最大15cmくらい |
| スズメバチ | フラスコ型〜丸型に変化 | 閉鎖空間 | 最大1mくらい |
バルサンを焚くためには、蜂の巣が閉鎖空間になければ効果を得られません。
また、巣の大きさが15cmを超えていると、内部に多くのハチがいる可能性が高く、自力での駆除は危険です。
上記の条件に当てはまる際は、迷わず業者に依頼するようにしてください。
手順2:蜂の巣駆除に必要な道具を用意する
バルサンで蜂の巣の駆除を行う際に必要な道具は以下のとおりです。
- 作業服、防護服
- タオル
- 皮手袋
- 帽子
- 長靴
- マスク
- 懐中電灯
- ゴミ袋
- ガムテープ
- バルサン
- 殺虫スプレー
- サーキュレーター、ノコギリ、剪定バサミ、棒など
このラインナップからもわかるように、ハチ駆除にはハチの攻撃から身を守るためのグッズが欠かせません。
それだけハチ駆除は危険な作業なので、道具をしっかり揃えてから次の手順へと進むようにしてください。
手順3:防護服を着て肌の露出をなくす
テレビでハチ駆除業者が防護服を着て作業をしている場面を見たことがある方も多いでしょう。
プロでもこのような装備をするのは、ハチがそれほど危険な存在だからです。
バルサンでハチ駆除をする際も、ハチと接触しないように防護服を着て肌の露出をなくす対策が必要です。
ハチ駆除専用の防護服は高額なものも多いですが、貸出を行っている自治体もありますので、お住まいの地域で確認してみてください。
手順4:蜂の巣の周りを密閉空間にする
バルサンは密閉された空間で使用しないと効果がないため、バルサンを焚く前に巣の周りをゴミ袋などで養生して、密閉空間を作ってください。
たとえば室外機周りに巣がある場合は、室外機の上からゴミ袋を被せて、ゴミ袋の口の部分と地面をガムテープで固定します。
後からバルサンを入れ込むための隙間を少し残しておくことを忘れないようにしましょう。
ハチが作業音に反応してくるケースもありますが、落ち着いて手早く作業を進めてください。
手順5:蜂の巣の近くでバルサンを焚く
バルサンの使用方法は取扱説明書に従いましょう。
準備ができたら、煙を吸わないようにマスクで口元をしっかりと防護し、バルサンが倒れないように注意しながら養生で密閉した範囲内で焚いてください。
できるだけ蜂の巣のすぐそばに置きたいと思うところですが、安全を第一に考えてご自身の安全が確保できる場所に置きましょう。
バルサンを焚き始めると、ハチが激しい音を立てて反応しますが、落ち着いてバルサンを入れ込むために残していた隙間を閉じてください。
手順6:説明書に記載の時間を目安に待機する
バルサンを設置したら、密閉に漏れがないかを確認してから、その場を離れます。
待機時間の目安は使用するバルサンによって異なるので、取扱説明書に従ってください。
また、バルサンを焚いているときは、別室にいても煙やニオイを感じる場合があります。
自然換気では元の環境に戻すのに時間がかかるため、サーキュレーターや扇風機などを使って換気しましょう。
手順7:蜂の巣を回収する
待機時間が過ぎたら、現場の状況を確認して、巣を撤去してください。
羽音が止んで周りに飛んでいるハチもいなければ、バルサンが効いています。
蜂の巣を回収する際は、ハチの死骸の針に毒が残っているため、決して素手では触らずに十分に気を付けながら作業を行います。
皮手袋を着用し、棒を使って巣を地面に落としたら、速やかにゴミ袋に入れて密閉しましょう。
蜂の巣の場所によっては、ノコギリや剪定バサミなどが役に立つケースもあります。
手順8:蜂の巣があった場所を清掃する
最後に、蜂の巣の周辺を清掃します。
このとき、ハチの侵入口を塞ぐ作業も行うと、巣づくりの再発防止につながります。
また、巣があった場所には10秒ほど殺虫スプレーを撒いてください。
駆除したときにその場にいなかったハチが戻ってくる「戻りバチ」を回避するためにも、少なくとも2〜3日は続けて殺虫スプレーを散布しましょう。
この「戻りバチ」については、のちほど詳しく解説します。
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バルサンでハチ駆除する際の注意点
バルサンでのハチ駆除は、ハチ駆除専用のグッズを使って駆除する場合とは異なる注意点もあります。
ハチは危険な害虫で、駆除の際に思わぬケガを負ったり、周辺へ被害を与えてしまったりするリスクがつきものです。
可能な限り安全にハチ駆除を行えるように、しっかりと注意点を抑えておきましょう。
注意点1:煙タイプの場合は火の扱いに気を付ける
バルサンの中でもより駆除力が高いのが煙タイプです。
ハチはほかの害虫と比べて危険度が高いため、ハチ駆除の効果が高い煙タイプを使うことをおすすめします。
ただし、煙タイプのバルサンは火を使って煙を発生させるような仕組みになっていて、扱いには注意が必要です。引火性があるものを遠ざけて、火災報知器の直下では使用しないようにしてください。
なお、集合住宅の場合は、バルサンの使用が可能かどうかを事前に確認しておくと安心です。
注意点2:周囲に人やペットがいない状態で駆除する
周囲に人やペットがいる状態でバルサンを焚くと、健康への影響を及ぼす可能性があります。
バルサンを使用すると、しっかりと養生しても、煙やニオイは周辺の部屋や階下まで届きます。
「バルサンを使った後はしばらくその部屋が使えなかった」という声も実際にあるほど、バルサンは強力な燻煙剤です。
呼吸器疾患のある方や敏感体質の方、小さなお子さまがいる場合は、特に注意して使用しましょう。ペットも周辺の部屋から退避させたほうが安心です。
注意点3:駆除後は戻りバチを警戒する
ハチ駆除は「巣を駆除したら終わり」ではありません。
帰巣本能に優れているハチは、駆除の際に逃げたり外出したりしていた個体が巣のあった場所へ帰ってくる現象が見られます。これが「戻りバチ」です。
巣がなくなったことで凶暴になる個体もいるので、むやみに刺激するのは避けてください。
「戻りバチ」は、通常であれば2週間ほどで寿命を迎えるといわれています。
駆除後は巣があった場所に数日にわたって殺虫スプレーを撒き、しばらくの間は警戒しましょう。
バルサンで手に負えない場合はハチ駆除業者への依頼がおすすめ
「バルサンを使って自力でハチ駆除ができるか不安」「試しにやってみたものの、バルサンだけでは手に負えなかった」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
自力での駆除対策はどうしても一時的な応急処置になってしまいますが、根本的な解決には専門的な知識や技術、経験にもとづいてハチを根絶したり、再発を防止したりといった処置が必要になります。
プロのハチ駆除業者に依頼して、再発させない根本的な対策を行うのがおすすめです。
業者に依頼する際は下記のポイントを確認し、信頼できる駆除業者を見極めましょう。
- 契約前に現地調査をしてくれる
- 見積もり金額の内訳が明確
- 説明が丁寧
- 再発保証がある
また、利用者の口コミも参考になります。
同じような悩みを抱えている利用者の声を参考に、依頼する業者を選びましょう。
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駆除セイバーは、豊富な駆除実績を持つメンバーが立ち上げた害獣・害虫・害鳥の駆除業者です。
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バルサンで駆除できる条件を見極めて安全にハチ対策を進めよう
密閉できる空間であれば、バルサンはハチ駆除に有効です。
ただし、巣の場所によってはバルサンの効果が出づらく、特に攻撃性の高いスズメバチの場合は駆除作業に危険も伴います。
バルサンを使って自力でハチ駆除をする際は、使用方法や手順をよく理解したうえで、安全第一で作業しましょう。
自力での駆除が難しい場合は、一人で悩まず、お気軽に駆除セイバーの無料調査にご相談ください。




