
軒下・屋根裏のハチの巣を駆除する方法とは?プロが解説
2026.06.04
軒下や屋根裏にあるハチの巣を「自力で駆除できないだろうか」と考える方も多いのではないでしょうか。 軒下や屋根裏にできたハチの巣を自力で駆除できるケースはありますが、ハチの種類や巣の大きさによっては危険を伴うため、安全を第一に対処法を考えることが重要です。 まずは、ハチの巣の正しい駆除手順を理解し、自力で対処するか専門業者に頼るかを判断するのがおすすめです。
CHECK
この記事を読むと以下のことがわかります。
- なぜ軒下や屋根裏にハチの巣が作られやすいのか?
- 軒下や屋根裏にあるハチの巣を駆除する際の手順
- ハチの巣駆除の専門業者に依頼する基準
軒下や屋根裏にハチの巣があるときのサイン
軒下や屋根裏にハチの巣が作られると、いくつかの特徴的な変化が現れます。
まずはハチの巣が見えていなくても判断しやすい音のサイン。ブーンという低い羽音や、ハチが巣を作る際に発生するカリカリ・カサカサといった音がする場合は要注意です。
特に、軒下・屋根裏・換気口付近から断続的に聞こえる場合は、ハチが活動している可能性があります。
また、「同じ場所から何度もハチが出てくる」という状況は、周辺に巣が形成されている代表的なサインです。屋根裏に巣がある場合は、換気口・外壁の隙間・屋根の合わせ目などから頻繁に出入りする様子が確認できます。
このようなサインを放置してしまうと、どんどん巣が大きくなって駆除の難易度も危険性も大きく上がります。小さな異変を感じた時点で、早めに状況を確認しましょう。
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軒下・屋根裏にハチの巣ができやすい理由
ハチは、外敵に見つかりにくく、安全に繁殖できる場所を選んで巣を作ります。
その条件に当てはまりやすいのが、住宅の軒下や屋根裏です。実際にハチ駆除の現場でも、これらの場所は営巣被害が特に多く確認されています。
軒下や屋根裏がハチに選ばれやすい主な理由は以下のとおりです。
- 雨風をしのげる
- 外敵から身を守れる
- 巣作りの材料が豊富
理由1:雨風をしのげる
ハチの羽は非常に薄く繊細な構造をしていて、雨で濡れると飛行性能が大きく低下します。
特に巣作りやエサ集めを行う時期は安定した飛行環境が必要になるので、ハチは雨風を避けられる場所を本能的に選ぶ傾向があります。
軒下は屋根によって雨を防げるうえ、強風の影響も受けにくく、ハチにとって安全に活動しやすい環境です。
また、ハチの巣は湿気に弱いという特徴があります。外気の影響を受けにくく温度や湿度が比較的安定している屋根裏は、女王バチが営巣場所として選びやすい条件が揃っているのです。
理由2:外敵から身を守れる
ハチは外敵や人間から身を守れる環境で巣を作ります。ハチの代表的な天敵は、クマや一部の鳥類、オニヤンマ・カマキリなどの昆虫類です。
特に鳥類や昆虫は、働きバチや幼虫を捕食するため、ハチはこういった外敵に発見されにくい場所を選んで営巣します。その結果として選ばれやすいのが、軒下や屋根裏です。
軒下は地上から距離があり、外敵が近づきにくい環境です。また、屋根裏は暗く閉鎖された空間で人目につきにくく、ハチにとって安全性の高い営巣場所になります。
実際、屋根裏の巣は外から確認しづらく発見が遅れやすいため、気づいた時には巣が大型化しているケースが珍しくありません。
理由3:巣作りの材料が豊富
スズメバチやアシナガバチは、木の繊維をかみ砕いて唾液と混ぜ合わせて紙状の素材を作り、それを何層にも重ねることで巣を形成しています。
古い日本家屋では木製の外壁・軒材・木柵・庭木などが豊富に存在するため、ハチが巣作りの材料を確保しやすい環境です。
また、花壇・家庭菜園・果樹などがある環境は、ハチがエサになる蜜や樹液を求めて集まりやすいです。
このように住宅周辺に「巣材」と「エサ場」が両方揃っていると、ハチにとって営巣に適した条件が整っている状態といえます。
軒下・屋根裏に作られやすいハチの巣の種類と特徴
ハチは種類によって巣の形や大きさがそれぞれ異なります。
ハチの巣を駆除する際は、その巣を作っているハチの特徴をよく理解しておかなければいけません。
ここでは代表的な以下の3種類の巣について詳しく解説します。
- スズメバチ
- アシナガバチ
- ミツバチ
スズメバチの巣の特徴

| 巣の形・色 | 巣を作りはじめる時期 | 巣の材料 |
| ・縞模様がある丸いお椀型の構造・茶色〜灰褐色 | 4月頃 | 木の繊維 |
スズメバチの体長は女王バチで約4.5cmほど、働きバチでも3〜4cmほどと、アシナガバチやミツバチと比べてひと回り大きな体格をしています。
そんなスズメバチの巣は、基本的に茶色〜灰褐色をしており、木の繊維を何層にも重ねた構造をしています。
巣の表面には独特のマーブル模様が現れることが多く、この模様がスズメバチの巣を見分ける目安です。
また、スズメバチの巣は成長スピードが非常に速く、放置すると直径50cm以上、場合によっては1m近くまで大型化します。
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スズメバチは怖いハチ?自力駆除がNGな理由とは
アシナガバチの巣の特徴

| 巣の形・色 | 巣を作りはじめる時期 | 巣の材料 |
| ・正確な六角形の巣穴がむき出しになっている・灰褐色のシャワーヘッド型 | 4月下旬から | 木の繊維や薄くのばした草 |
アシナガバチの体長はおよそ2cm前後でスズメバチほど大型ではありませんが、巣に近づいた際には攻撃してくる危険があるので注意しなければいけません。
アシナガバチの巣は灰褐色のシャワーヘッド型をしていて、和紙のような質感が特徴です。
巣のサイズは比較的小規模で、その多くは大きくなっても15cm程度に収まることが一般的です。
ただし、繁殖が進むと働きバチの数が増え、攻撃性が高まる場合があります。そのため、軒下や庭木周辺でアシナガバチの飛行を頻繁に見かける場合は、早めに巣の有無を確認しましょう。
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アシナガバチ駆除は自分でできる?危険な種類の見分け方と対処法
ミツバチの巣の特徴

| 巣の形・色 | 巣を作りはじめる時期 | 巣の材料 |
| 白色〜黄色の巣板が何層にも重なっている | 4月頃 | 花蜜 |
体長1〜1.5cmほどと小型のミツバチの巣は、六角形の巣穴が規則的に並んだ「巣板」と呼ばれる構造をしており、白色〜黄色がかった板状の巣が何枚も垂れ下がるように形成されます。
屋根裏や壁内部では、この巣板が複数枚連なって大規模化しているケースも少なくありません。
ミツバチは基本的には刺激を与えない限り、積極的に攻撃してくる種類ではありません。しかし、巣を守ろうとする際には集団で防衛行動を取ることがあります。
また、ミツバチの群れは規模が非常に大きく、大規模な巣では、5万匹ほどまで個体数が増えるケースもあるため、駆除や撤去時には注意が必要です。
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軒下・屋根裏のハチの巣を駆除する7つの手順
軒下や屋根裏に作られたハチの巣を駆除する手順は以下のとおりです。
- ハチの巣駆除に必要な道具をそろえる
- ハチ駆除スプレーを吹き付ける
- 翌日に再度ハチ駆除スプレーする
- ハチの巣を棒で落とす
- ハチの巣を燃えるゴミに出す
- ハチの巣があった場所を掃除する
- 再発防止のためハチ駆除スプレーする
ただし、自力での作業には限界もあります。難しいと感じたら無理をせず、早めのタイミングで業者に相談しましょう。
手順1:ハチの巣駆除に必要な道具をそろえる
ハチの巣の駆除は、作業前の準備を念入りに行いましょう。道具が不十分なままに作業を始めると、ハチによる刺傷や高所からの転落などにつながる危険があります。
自力で駆除を行う際は、最低限以下の道具を準備してください。
- ハチ専用の殺虫スプレー
- 厚手の長袖、長ズボン
- タオル
- ヘルメットまたは虫除けネット付きの帽子
- ゴーグル
- マスク
- 軍手または皮手袋
- 長靴
- ほうきまたは長い棒
- ノコギリ、剪定バサミ
- ゴミ袋
- 脚立
ハチは黒い色や強い匂いがするものに向かって攻撃する習性があります。汗や香水などの匂いに気を付けながら、髪や目、首元、手首、足首などが露出しないように気を付けましょう。
手順2:ハチ駆除スプレーを吹き付ける
装備と作業場所の安全確認が完了したら、ハチ専用の殺虫スプレーを使用して駆除作業を行います。
巣から2〜3m程度の距離を確保したうえで、まずは巣の表面全体へ向けて20〜30秒ほど噴射してください。
このときハチが一斉に巣から飛び出してきますが、威嚇しているのではなく、ただ殺虫成分に反応しているだけなので、噴射を止めずに継続的に処理を行うことがポイントです。
表面への噴射後は、巣穴の内部に薬剤を浸透させるイメージで、巣の開口部へ向けて集中的に噴射しましょう。
目安としてスプレー1本を使い切る勢いで噴射してください。すべてのハチが動かなくなるまで、スプレーを噴射し続けましょう。
手順3:翌日に再度ハチ駆除スプレーを吹き付けるする
ハチの巣は、1回の噴射だけで完全に駆除できるとは限りません。
特にスズメバチやアシナガバチは、駆除作業のタイミングによっては一部の働きバチが巣の外へ出ている場合があります。
外出していたハチは、「戻りバチ」として夜間や翌日に巣へ戻ってくる習性があるため、初回の処理だけではハチが残ってしまうケースも少なくありません。
初回の噴射後は、最低でも翌日まで様子を見るようにしてください。翌日に再度巣の周囲を確認し、ハチの出入りや飛行が見られる場合は、改めてスプレーを十分に噴射します。
この際も、巣の表面だけでなく、巣穴や内部へ薬剤を浸透させましょう。
手順4:ハチの巣を棒で落とす
ハチの活動が完全に止まったことを確認したら、巣本体の撤去作業を行います。
ただし、生き残ったハチが内部に潜んでいる可能性もあるため、必ず防護装備を着用した状態で作業してください。
高所にある巣は、ほうきや長い棒などを使って、直接巣に手を近づけずに落下させてください。
撤去後の回収作業を安全に行うため、事前に巣の落下位置へゴミ袋やビニールシートを広げておくと処理しやすくなります。巣を撤去したらすぐにゴミ袋に入れて密閉しましょう。
また、ハチが死んだ直後は針に毒が残っており、筋肉の反射によって針が動くことがあります。ハチの死骸を絶対に素手で触らないようにしましょう。
手順5:ハチの巣を燃えるゴミに出す
撤去したハチの巣は、燃えるごみとして処分してください。
処分する際は、回収したハチの巣とハチの死骸をまとめてゴミ袋に入れて、袋の口をしっかり縛って密閉します。ほうき・ちりとり・トングなどを使用し、素手では絶対に触らないようにしてください。
燃えるごみの日までに日数がある場合や、虫が寄ってきそうで不安という場合は、袋を二重にして保管すると安心です。
自治体によって分別ルールが異なる場合もあるため、分別ルールも確認しておくといいでしょう。
手順6:ハチの巣があった場所を掃除する
再び巣を作られないように、営巣されていた場所の清掃と環境改善を行うことも重要です。ハチの巣があった周辺はしっかり清掃しましょう。
ハチは「エサを確保しやすい環境」を選んで営巣します。
実際の現場でも、以下のようなハチのエサになる環境が作られていると、再びハチが集まりやすい傾向があります。
- 生ゴミや飲み残しのジュース・酒類が放置されている
- 落下した果実がそのままになっている
- 害虫が発生している庭木の周辺
手順7:再発防止のためハチ駆除スプレーする
巣を撤去した後は再発防止策として「ハチが嫌がる環境」を作りましょう。代表的なのが、巣があった場所へハチ駆除スプレーを再度散布する方法です。
ハチは殺虫剤の成分や薬剤臭を嫌うので、営巣場所やその周辺へハチ駆除スプレーをまいておくことで、接近を抑制しやすくなります。
特に3月〜6月の女王バチが巣作りを始める時期に散布しておくと効果的です。
ただし、これはあくまでも補助的な忌避対策であり、すでに営巣しているハチを駆除する効果はありません。駆除後の再接近予防として対策しましょう。
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軒下・屋根裏のハチの巣はプロに依頼したほうがいい?
軒下や屋根裏にできたハチの巣は、条件によっては自力での駆除が可能です。
しかし、ハチの種類や巣の大きさによって、駆除作業の危険性は大きく変わります。
以下の場合は、ご自身の安全を第一に考え、専門業者へ任せることも検討してみましょう。
- スズメバチが営巣している可能性がある
- 直径15cmの大きな巣ができている
- 安定した足場が確保できない
スズメバチが営巣している可能性がある
軒下や屋根裏にあるのがスズメバチの巣だとわかっている場合は、自力での駆除はおすすめできません。
スズメバチはハチのなかでもとりわけ攻撃性に長けており、集団で襲ってくる可能性が大いにあるだけでなく、毒性も強いです。
スズメバチの働きバチが持つ毒針は反り返しがなく、何度も刺せるといった非常に厄介な特性を持っています。
スズメバチの巣の駆除は、迷わずプロに任せてください。
直径15cm以上の大きな巣ができている
ハチの巣が一定以上の大きさになっている場合は、自力での駆除は避け、専門業者へ依頼することをおすすめします。
目安として、巣の直径が15cmを超えている場合は注意が必要です。
巣が大きいということは、それだけ内部の働きバチや幼虫の数が増えている状態を意味します。
特にスズメバチやアシナガバチは、巣の拡大とともに警戒心や攻撃性も高まりやすくなります。刺激を受けると集団で襲ってくる危険があるため、専門の防護装備なしでの対応は非常に危険です。
安定した足場が確保できない
軒下や屋根裏にできたハチの巣の駆除は、高所や閉鎖空間での作業になります。足場が安定しない場合は自力駆除を避けましょう。
駆除中にハチが一斉に飛び出してきた際に体勢を崩し、そのまま転倒・転落事故につながるケースは少なくありません。
また、軒下は地面が傾斜していたり、雨で滑りやすくなっていたりすることもあり、安定した足場を確保できない状況が多く見られます。
危険な作業になるため、専門業者は高所作業用の器材を用意し、安全確保の手順もしっかり整えたうえで作業を行っています。
足場に少しでも不安がある場合は、専門業者に任せましょう。
軒下・屋根裏のハチの巣駆除を業者に依頼する際のポイント
ハチは一度安全だと判断した場所へ再度巣を作る傾向があります。単に巣を取り除くだけでなく、根本的な解決に向けての再発防止処理まで行うことが大切です。
専門的な知識・技術がいるので、ハチ駆除のプロに対応を任せるのがおすすめです。
軒下・屋根裏などのハチの巣駆除に対応している専門業者は数多く存在しますが、業者によって対応内容や技術力には差があるため、依頼先は慎重に選びましょう。
ハチの巣駆除を依頼する業者を選ぶ際に重視したいポイントを紹介します。
- 現地調査や見積もりが丁寧・明確
- 駆除後の再発防止対策や保証がある
- 口コミや評価が良く実績がある
現地調査や見積もりが丁寧・明確
ハチの巣駆除を業者を選定する際は、現地調査や見積もり時の対応をしっかり確認しましょう。
信頼できる業者であれば、現場の状況を確認したうえで、「当日はどのような流れで作業を行うのか」「どの作業にどれくらいの費用がかかるのか」といった内容を具体的に説明してくれます。
また、見積書は、総額だけでなく、作業内容や使用する薬剤、費用の内訳まで確認することをおすすめします。
思いもよらない追加料金の請求といったトラブルを防ぐために、作業内容や内訳、質問に対する受け答えなどが曖昧な業者は避けたほうが無難です。
駆除後の再発防止対策や保証がある
ハチは帰巣本能が非常に強い生き物で、営巣環境が適している環境が残っていれば、同じ場所に再び巣を作る可能性が高いです。
そのため、巣を撤去するだけでなく、再発防止対策や作業後のアフターサービスといった対応もしてくれる業者を選ぶのがおすすめです。
業者によっては、戻りバチ用のトラップの設置や、1週間〜1カ月程度の保証をしてくれることもあります。
業者によって作業や保証の範囲は大きく異なります。契約前にホームページや見積もり内容を確認し、どこまで対応してもらえるのかを業者に確認しておきましょう。
なお、ハチ駆除のプロ【駆除セイバー】では、最長15年の保証をご用意しております。
口コミや評価が良く実績がある
さまざまな現場での駆除実績があり、利用者から信頼を得ている業者を探す際は、口コミや評価を確認してみましょう。
具体的な事例とともに口コミや評価が多く寄せられている業者は、施工品質・スタッフの対応ともに信頼できる可能性が高いです。
また、ホームページでさまざまなケースの駆除実績や施工事例の写真などを紹介している業者は、多くの現場を経験しており、高い技術力が期待できます。
ハチの巣駆除の専門業者を比較する際に、注目してみてください。
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まとめ
人目につきにくい軒下や屋根裏にできるハチの巣は発見が遅れやすく、「最近ハチを見かけるようになった」と気づいた時点では、すでに巣が大きく成長しているケースも少なくありません。
また、軒下や屋根裏といった高所での駆除作業は、ハチによる刺傷リスクだけでなく、転倒・転落事故などの危険も伴います。
さらに、ハチの巣の駆除は準備しなければいけない道具が多く、再発防止のための対策も必要なため、自力での対応には十分な注意が必要です。
軒下や屋根裏にできたハチの巣駆除について不安がある場合は、決して無理をせずに駆除セイバーの無料調査へご相談ください。




